ヤモリをペアで買う時の注意点・喧嘩した時の対処法
ヤモリをペアで買いたいなと思いますよね。
仲睦まじい夫婦ヤモリを見ていたら和みます。
子供が欲しいならペアがよいですね!
ただペアで飼育するにあたって注意しないといけないことがあります。
ペアで飼う時の注意点や喧嘩した時の対処法をご紹介
- ヤモリをペアで飼う時の注意点
そもそもペアで入れるべきでない個体や種類がある
ヤモリ同士の喧嘩が起こる
子供ができる可能性がある
メスが卵を産むほど寿命が短くなる可能性が高くなる
大きいゲージが必要になる
どちらが餌を食べているのかわからない
汚くなるスピードが倍
- ペアで飼えるかどうかヤモリ一覧
グランディスヒルヤモリ
クレステッドゲッコー
ガーゴイルゲッコー
フリンジヘラオヤモリ
トッケイヤモリ
ニホンヤモリ
スベヒタイヘラオヤモリ
エダハヘラオヤモリ
ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)
- ヤモリがゲージ内で喧嘩した時の対処法
酷くなければ近づいて見守る
ゲージ内の環境を変える
ゲージを仕切る
諦めてゲージを分ける
- ペアでのメリット・デメリット
ヤモリをペアで飼う時の注意点
ヤモリをペアで飼う時に注意すべきことがいくつかあるので紹介します。
そもそもペアで入れるべきでない個体や種類がある
喧嘩っ早い子の場合、他の個体と一緒に入れない方が良いです。
見た目じゃわからず性格なので入れてみる他ないですが、喧嘩が多い子は諦めて分けましょう。
またどのブリーダーさんも口をそろえて一緒に入れないほうがいいという種類があります。
代表例ですと、ガーゴイルゲッコーは喧嘩することが多いと聞きます。
そのためウチでは2匹飼ってますが、最初から別のゲージで飼育しています。
ガーゴイルゲッコーはオスとメスのペアでも、繁殖期のみ同じケースに入れているとブリーダーさんから伺いました。
購入する時は、必ず聞きましょうね。
本当に一緒に入れられないのかどうか検証はしたいところではありますが、ヤモリがストレスだと思うのでできませんね。
うちのガーゴイルさんたちは横並びで置いてるので、お互い顔見知りではあると思いますけど、実際会うとどうなるかはわかりません。
ヤモリ同士の喧嘩が起こる
一番起こってほしくないヤモリ同士の喧嘩です。
体に傷ができたり、最悪の場合は尻尾を切ったりしますので喧嘩しているとわかれば対処しないとどんどん悪化する場合があります。
実際うちのグランディスヒルヤモリがオスとメスのペアでいれていますが喧嘩がひどくなりましたのでなんとか対処しました。
喧嘩したら、暴れたり鳴いたりすると思います。それが続いたら危険信号です。
後に対処法も記載していますので、気になる方は対処法を確認ください。
子供ができる可能性がある
オスメスのペアでいれると子供ができる可能性があります。
子供が欲しい場合は良いかと思います。
ただ子供が生まれた場合は、子供は別ゲージで飼育するのが安全です。
もし成体に何か攻撃された場合、子供だと重傷を負う可能性があるので分けた方が無難なのです。
ですから子供ができてしまった場合、別ゲージが必要になりゲージも安くないですし場所もとります。
その他必要なもの一式揃えないといけなくなりますので正直大変です。
安易に、簡単に増やそうとは思わないようにしましょう。
メスが卵を産むほど寿命が縮む可能性が高くなる
あの小さな体で、産卵は体に大きな負担がかかっています。
ですから寿命が短くなってしまう可能性が高いです。
子供が欲しいわけではないのでしたら、別々で入れた方がストレス少なく長生きできます。
ちゃんと考えてあげましょう!
ゲージの大きさ
ペアでいれるとなると、ゲージが狭くては環境がよろしくありません。
喧嘩する可能性が高くなります。
ですからそれなりに大きなゲージが必要になってきます。
大きなゲージは重く場所もとりますし、掃除が少し大変ですのでよく考えましょう。
うちではグランディスヒルヤモリのペアとフリンジヘラオヤモリはGEX EXOTERRA グラステラリウム4560の大きさ大きなゲージで飼育しています。
写真じゃわかりにくいかもですが、それなりに大きいです。
この大きさでもグランディスヒルヤモリが喧嘩していましたので、グランディスヒルヤモリをペアで飼うにはこの大きさは必要だと思われます。
どちらが餌を食べているのかわからない
ピンセットで餌をあげている場合は問題ないかと思います。
しかし人口エサやコオロギを投入している場合は、どちらが食べているかわからない問題が発生します。
平等に食べているなら問題ないですが、正直どちらが食べているかわからないと思いますのでお腹空いてそうではないか、痩せていないか等確認してあげましょう。
汚くなるスピードが倍
ペアだとゲージに2匹いますので、もちろんゲージが汚くなるのが速いです。
すぐにウンチが壁にへばり付いたりするので掃除の頻度が増えます。
こればかりは仕方ない。。。
臭くなるので、ウンチはすぐ取りましょう。
ペアで飼えるかどうかヤモリ一覧
グランディスヒルヤモリ | ○ |
---|---|
クレステッドゲッコー | ○ |
ガーゴイルゲッコー | × |
フリンジヘラオヤモリ |
○ |
トッケイヤモリ |
○ |
ニホンヤモリ | ○ |
スベヒタイヘラオヤモリ | ○ |
エダハヘラオヤモリ | ○ |
ヒョウモントカゲモドキ | ○ |
※大丈夫だとは言われていても個体差があるので、しっかり注意深く観察して喧嘩しないか確認しましょう。
ヤモリがゲージ内で喧嘩した時の対処法
僕が飼ってるグランディスヒルヤモリもちょこちょこ喧嘩してまして、最近ひどいので対策を考えました。
※画像はオスに嚙まれたメスの怪我です。
酷くなければ近づいて見守る
とりあえずそこまで酷い喧嘩をしていなければ問題ないでしょう。
ただ止めた方が安心ではあるので、喧嘩しだすとゲージの近くへ行き見ているだけでも喧嘩をやめます。
霧吹きで水をかけても良いかと思います。
軽い喧嘩だとこれで止まりますが、ひどいとまたすぐ喧嘩します。
続くようであれば他の方法を考える必要があります。
ゲージ内の環境を変える
ゲージ内に入れているものを変えてみたり、配置を変えてみたりしましょう。
案外喧嘩が止まります。
新しいものを入れると少しビビりますが、喧嘩することもなくなりました。
僕もグランディスヒルヤモリを雄雌ペアでゲージに入れてますが、最近毎日のように喧嘩しているのでゲージを仕切ろうとしたら喧嘩が止まりました。
完全に仕切ろうとしたのですが、とりあえず止まったので様子見しようかとは思いましたが、また喧嘩したら嫌なので仕切りました。
ゲージを仕切る
でかいゲージ(GEX EXOTERRA グラステラリウム4560)なら半分に仕切って使用しても広さ的には問題ないです。
ゲージの真ん中にコーナンで飼ってきたデコパネで仕切りました。
いろんな色や様々な大きさがあり、安く簡単に切断できるのでおススメです。
両方の設備を整えました。
とりあえずの応急処置としては、完ぺきではないかと思います(笑)
後は2匹を分けて、真ん中を磁石で動かないよう固定しました。
本当は一枚の大きな仕切りが良かったのですが、今回は2枚で仕切ります。
完成は↓のような感じです。
人口エサ入れをくっつけたかったので、今回は2枚使って仕切りました。
磁石で壁にくっ付くエサ入れレプタイルフードトレイが一応固定装置としての役割もしてくれています(便利)
あきらめてゲージを分ける
小さいゲージを使っていたり、仕切るのが厳しいとなると分けるしかないですね。
正直分けるのが一番安心です。
喧嘩できませんし、手が出せませんからね。
動きが早いヤモリとなるとなかなか移動が大変だと思いますが、喧嘩が止まらなければ分けましょう。
ヤモリのためです!!
ペアでのメリット・デメリット
ペアで入れるメリット
・ゲージが一つでもよい
・卵を産むため子供ができる可能性がある
・お世話が比較的楽
・コミュニケーションが見れる
ペアで入れるデメリット
・ゲージが汚くなる速さが倍
・どっちが餌を食べているかわからない
・喧嘩することがある
・増えたくないのに子供ができる可能性がある
どちらが正解だとかはありません。
しっかり考えてペアで入れましょう。
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