グランディスヒルヤモリの飼育方法まとめ【初心者でも可能】
グランディスヒルヤモリ可愛いですよね!
僕はこの鮮やかな緑色のボディ、そしてつぶらな瞳でとても可愛いグランディスヒルヤモリに一目惚れして、購入しました。そしてよく絵をかいてます。
ちなみに名前はペタです。
グランディスヒルヤモリについて僕が知っている全ての情報を共有させていただきます。
グランディスヒルヤモリ
グランディスヒルヤモリ -概要-
出身地・分布 | マダガスカル |
---|---|
大きさ | 全長約20~30㎝ |
寿命 | 約10年ほど |
生態 |
樹上棲。昼行性。雑食性(昆虫、人口エサなど)。 |
なつき具合 |
多少慣れはするが、動きが速すぎて触れ合えない |
多頭飼い | おすすめしない(オス同士は喧嘩します) |
値段 | 1万円~2万円 |
飼える場所 | 爬虫類展(レプタイルズフィーバー等)、爬虫類専門店 |
必要な資材 | 紫外線ランプ、餌、カルシウムパウダー、ゲージ、霧吹き、ヒーター、流木等 |
グランディスヒルヤモリ -エサ-
我が家のヒルヤモリのペタは主にヨーロッパイエコオロギMサイズとレパシー(REPASHY) クレステッドゲッコーフード”クラシック”を食べております。
一番食いつきがいいのが、やはり生き餌のコオロギになります。
コオロギはネットで買えるので、覚えておくと良いです!
大きさはあげたい大きさの少し小さめを買うといいですよ。コオロギも成長し、結構すぐ大きくなるのが理由です。
まだ幼体ならヨーロッパイエコオロギSサイズがオススメです。
成体サイズならヨーロッパイエコオロギMサイズがオススメです。ネットで買えますので、オススメのショップ(楽天のN1 Cricket)を載せておきます。
理由は他の店より、活きが良く発送が丁寧で、卵の紙パック付きでした。
コオロギはカルシウムパウダーをまぶして、ピンセットもしくはケージに入れております。
生きたコオロギがいいか冷凍でも食べるか、はたまたデュビアがいいかは個体によって変わります。デュビアは固いので厳しい可能性が高いかもです。
餌を食べなくなった時のために、デュビアを数匹飼ってます。ちなみに飼育上、デュビアは臭くなくうるさくもなくとても飼いやすいです。
生きたコオロギは臭くなるし、すぐに共食いするし、鳴くしで飼育がなかなかに大変です。オススメは共食いしにくく鳴き声の大きさがまだましのヨーロッパイエコオロギです。
動物性のたんぱく(コオロギ専用フード)を餌として、また水分補給としてティッシュを濡らしたものを入れておくとコオロギは大丈夫です。
次に人口エサといったところでしょうか。
我が家のヒルヤモリのペタは人口エサを食べてくれるので与えております。
レパシー(REPASHY) クレステッドゲッコーフード”クラシック” をあげています。約2800円です。
小さじスプーン1杯のレパシーと、小さじ2~3杯の水を混ぜるとちょうどペースト状になりいい感じです。(ペースト状:スプーンを傾けるとゆっくり落ちてくる程度が個人的にはベスト)
人口エサはスプーンから食べてくれる個体もいるのですが、ペタはスプーンを怖がりあまり食べず。。。
仕方なくレプタイルフードトレイ(約1300円)を購入し、壁に磁石でくっつけられるのでの上の方に置いているとぺろぺろしています。
壁に磁石でくっつけられるレプタイルフードトレイおススメです。楽
ヤモリが乗っても、全然落ちる気配なしです。さすがにヤモリが暴れたら、落ちてます(笑)
グランディスヒルヤモリ -ゲージ-
1匹だけなら、以下のどちらかで問題ないです!!
・GEX EXOTERRA グラステラリウム3030:幅30cm、奥行き30cm、高さ33cm(約7300円)
・GEX EXOTERRA グラステラリウム3045:幅30cm、奥行き30cm、高さ48cm(約9700円)
爬虫類の飼育ケージがでかいと掃除が大変です。
ペタのゲージはグラステラリウム3030(約7300円)の高さが低い方になります。
正直高さある方がいい気がします。今買うなら間違いなくグラステラリウム3045を買います!
(もしペアで買うなら、もっとでかいのが必要です。オスメス同士でもたまに喧嘩してます。)
床材は粒が小さいもの(画像の床材)だと、一度コオロギ食べるのをミスって床材を食べそうになっていたのでヤシガラチップに変えました。
またゲージの中に植物はあまりおススメしません。風がなく光も弱いため植物が育つには難しいです。
ガジュマルで試しましたが、2か月ほどでハダニ発生しました。。。
どこかのペットショップではポトスを入れているのを見たことがありますが、大体は人口の植物でした。(コーナンおすすめです。)
グランディスヒルヤモリ -環境-
・温度:25~30度
・湿度:60%前後
・紫外線ランプ:必須
・流木や隠れられる場所:必須
・ヒーター:必須
環境温度は25~30度で、エアコンは常に一定温度(25度)で使用しています。(関西圏で電気代5000円ぐらいです)
また床下にヒーター入れてます。床の半分~3分の1ぐらいの大きさで問題ないです。
温度が心配でしたら、温度湿度計を取り付けましょう。以下の爬虫類用温度湿度計(約900円)を取り付けています。
湿度は60%前後で、加湿器付きの空気清浄機を常に使用しております。
環境として必須なものは、紫外線ランプと隠れられる場所です。
紫外線ランプは、10時~20時ぐらいまで点灯してます。紫外線がないと体内でビタミンDの合成ができなくなるので昼行性のヤモリは必ず必要です。
また隠れられる場所が必要な理由は、ストレスの軽減ですね。
爬虫類用UVB照明器具は上記のコンパクトトップナノ(1灯式) :(約2200円)を使用しています。
電球が丸裸なものは、周りも明るくなってしまうので、まぶしいです。
コンパクトトップナノは上にカバーがついてますので、人間にも優しくおススメです。
電球は爬虫類用紫外線ライト レプタイルUVB100 (26W):約2000円を使用しています。
バスキングライトは特に必要ではないとのことでした。(下にヒーターは入れてます)
また紫外線ランプに関しては毎日付けたり消したりする必要があります。
スケジュール機能で時間がきたら勝手にON・OFFしてくれるコンセント型のSwich Botがとてもよかったです。
外出しててもつけたり消したりしてくれますし、僕は出張があるのでとても便利です。
グランディスヒルヤモリ -飼育-
飼育で重要なこと
・エサ
・水
・掃除
・日々の体調観察
飼育で重要なことは上記です。
エサは小さいうちは食べるだけ与えてください。あばら骨が出ていると痩せているレベルです。成体になったら3日に1回でいいとされています。
迎えて数日は食べないかもしれません。食べないかもしれませんが水はあげましょうね。(霧吹きで壁に水滴つけてあげましょう)
落ち着いてましたら、2日後ぐらいにエサを一度与えてみて下さい。とどこ見ても書いてるのですが、爬虫類展で3匹購入しましたが、3匹とも飼った当日にコオロギ食べました。(笑)
ピンセットでコオロギを上げたり、食べなければゲージに生き餌入れてみても良いでしょう。
1~2週間食べないと心配になるレベルですね。工夫してあげる必要があります。餌を変えてみたり、コオロギをちぎって口に擦り付けたりしてみて下さい。
ペタを迎えた時は、まだ生まれて3ヵ月程度で小さかったです(上記)
水については、毎日あげましょう。ヒルヤモリは壁に付いた水を理解しています。霧吹きで壁に水を付けると、ぺろぺろ舐めてくれます。
全く飲まないのであれば、心配なので軽く顔にかけて舌で目のあたりをペロンするか確認してみて下さい。
霧吹きは粒が小さめの、長く射出してくれるものがオススメです。
Segbeautyのミスト霧吹き(約1400円)は体感とてもよかったです。射出も優しく、押す力も軽い力で大丈夫です。また量を結構出してくれるので何度もプッシュしなくても良い点も良かったです。
(追記)半年ほど毎日使用していたら壊れました。。。(笑)
なのでエキゾテラ GEX EXOTERRA ミスター 蓄圧式霧吹き(約1000円)に変えました。
使ってみた体感としては、容量が多い点とプッシュが1回でほぼ完了する点が良かったです。デメリットは上の霧吹きの2~3倍の大きさですが、変えてよかったと思います。
掃除や体調観察はできるだけ毎日行いましょう。水を上げるついでに確認し掃除します。
糞は壁にへばりついていることが多く、時間がたつにつれ固まるので取れにくくなります。
水分が足りなくなると脱皮がうまくいかなくなるので気を付けましょう。
ちなみに脱皮は見守ってあげましょうね。(最初ティッシュ加えてるのかと思って焦りました←)
広範囲に残ってたら、取ってもよいですが大体逃げられます(笑)
グランディスヒルヤモリ -迎えてからの流れ-
①好きな子をお迎えする
②必要な備品(紫外線ランプ、餌、カルシウムパウダー、ゲージ、霧吹き、ヒーター)を購入する
③ゲージと備品をセッティングする(最初は虫かごとかでも可能)
④迎えた当日は、水を霧吹きであげる。食べそうならご飯(コオロギ、人口エサ)も入れる
⑤2~3日ほどは、落ち着くまで様子見。水は毎日、掃除もする
⑥1週間ほどしてもご飯を食べていなければ、無理やり上げてみる
(コオロギをちぎってお口に持っていく、人口エサを口周りにつける)
※ごはん食べないことは体感ありませんでした
⑦定期的にご飯、掃除、体調管理を行う
水の頻度:毎日の朝と夜
餌の頻度(コオロギ):3日に1回程度、欲しそうならあげる
餌の頻度(人口エサ):2日に1回変えます、案外食べてる
掃除の頻度:便は臭いのですぐ取ります
体調観察:毎日変わりないか見ています
グランディスヒルヤモリ -その他-
飼える場所について、普通のペットショップは正直ほとんど売ってません。
爬虫類展(レプタイルズフィーバー等)や爬虫類専門店でならちょこちょこ見かけます。
爬虫類展(レプタイルズフィーバー等)は定期的に東京・大阪・名古屋などで開催していますので、興味がある方は調べてみて下さいね。
また爬虫類展は意外と人気で、毎回たくさんの人が結構います。混まない時間帯は、体感的に特になさそうです。
爬虫類を迎えてすぐに亡くしたケースもありますので、見てくれた方にはできるだけそんなことがないよう知識を共有したいと思い書いております。(私もありまして、とても辛い。。)
良いヤモリライフを願っております。
ps.グランディスヒルヤモリのラインスタンプを現在絶賛発売中!!
いい感じのスタンプなかったので書いただけですが(笑)
↓のような感じです。良かったら見てみてね!
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